「CRMを導入したいけど、ツールが多すぎてどれを選べばいいか分からない」「HubSpotにAI機能が増えたらしいけど、無料でどこまで使えるの?」——本記事では、HubSpotのAI機能群「Breeze(ブリーズ)」の使い方と料金、そして無料CRMでできることを徹底解説します。
HubSpot AI(Breeze)とは何か
HubSpotが提供するAI機能群の総称が「Breeze(ブリーズ)」です。Breezeは大きく次の3つの要素で構成されています。
- Breeze Copilot: チャット形式で操作を支援するAIアシスタント。自然言語の指示に応答します
- Breeze Agents: 特定業務を自動でこなすAIエージェント群。コンテンツ作成、プロスペクティング、自動回答などを担います
- Breeze Intelligence: 企業データの補完やバイヤーインテント(購買意欲)の把握を行うデータ強化機能
無料CRMでできること
HubSpotは無料(Free)プランでCRMの中核機能を使えます。クレジットカード登録も不要です。
顧客・コンタクト管理
最大100万件までのコンタクトを登録・管理できます。Webサイトのフォームから入力された情報も自動でCRMに取り込まれます。
メール送信とトラッキング
CRM上から直接メールを送信でき、相手がメールを開封したかどうかを追跡できます。
取引(ディール)・パイプライン管理
商談の進捗をカンバン形式で可視化。ドラッグ&ドロップでステージを移動するだけです。
ミーティング予約・チャット
カレンダーと連携した予約リンクを作成し、送るだけで日程調整が完結します。
Breezeの主なAI機能
Breeze Copilot(コパイロット)
「先月の商談で提案していないものを教えて」「この会社の概要を3行でまとめて」「フォローメールを下書きして」といった作業を依頼できます。「データの要約」と「文章の下書き」が特に便利です。
コンテンツ生成(Breeze Content Agent)
ブログ記事、ランディングページ、SNS投稿、マーケティングメールの草稿をAIが生成します。自社の過去コンテンツを学習させることで自社らしい文章を短時間で用意できます。
予測リードスコアリング
行動データをもとにAIが「どのリードが成約に近いか」をスコア化します。営業担当が次にどの見込み客にアプローチすべきかの判断が容易になります。
Breeze Agents(カスタマーエージェント)
自社のナレッジベースを参照して顧客の質問に自動回答します。一次対応をAIが担うことで、サポート担当はより複雑な案件に集中できます。
料金プラン比較表
| プラン | 主な対象 | できることの目安 | AI(Breeze)の範囲 |
|---|---|---|---|
| Free(無料) | 個人・小規模チーム | コンタクト管理・メール・パイプライン・チャット | 基本的なAI支援を一部利用 |
| Starter | スタートアップ | 簡易自動化・広告管理 | Copilotなど基本AIを拡張 |
| Professional | 成長中の中小企業 | 高度な自動化・A/Bテスト | コンテンツ生成・スコアリングなど本格活用 |
| Enterprise | 大企業・複数チーム | カスタムオブジェクト・高度な分析 | Breezeの全機能+Intelligence活用 |
※料金は時期や契約形態で変動するため、最新の正確な金額は公式サイトでご確認ください。
Salesforce・Zohoとの比較
| 項目 | HubSpot | Salesforce | Zoho CRM |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | あり(実用的) | 基本的になし | あり(少人数向け) |
| 使いやすさ | 非常に高い | 高機能だが学習コスト大 | 標準的 |
| AI機能 | Breezeで統合 | Einstein(高機能・高価格帯) | Zia |
| 向いている規模 | 中小〜中堅 | 中堅〜大企業 | 中小企業(コスト重視) |
中小企業・スタートアップにおすすめの理由
- 無料で本格的に始められる: コストをかけずにCRM運用を試せる
- 学習コストが低い: 専任のIT担当がいなくても直感的に操作できる
- 段階的にスケールできる: Free→Starter→Professionalと無理なくアップグレードできる
- AIで人手不足を補える: Breezeがメール下書きやリード選別を肩代わりする
- マーケから営業・サポートまで一気通貫: データが分断されず顧客対応の質が上がる
よくある質問(FAQ)
Q1. HubSpotの無料プランは本当に無料で使い続けられますか?
はい。期間の制限なく無料で利用できます。クレジットカードの登録も不要です。
Q2. Breeze(AI機能)は無料プランでも使えますか?
基本的なAI支援の一部は無料プランでも体験できますが、コンテンツ生成や予測スコアリングは上位プランや一部アドオンが前提です。
Q3. 日本語に対応していますか?
はい。管理画面の日本語表示に対応しており、日本語でのコンテンツ生成やCopilotとのやり取りも可能です。
Q4. Salesforceから乗り換えはできますか?
可能です。HubSpotにはデータインポート機能があり、CSVなどを使って既存のデータを移行できます。
Q5. どのプランから始めるのがおすすめですか?
まずは無料プランで顧客管理とパイプラインの使い勝手を確かめるのがおすすめです。
まとめ
HubSpotは無料から始められる手軽さとAI機能群「Breeze」による業務効率化を両立したCRMプラットフォームです。「まずはコストをかけずにCRMを試したい」という方は、無料プランから一歩を踏み出してみてください。
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