NotebookLM使い方ガイド|Gemini Notebook改称と料金【2026年版】

NotebookLM使い方ガイド|Gemini Notebook改称と料金【2026年版】

結論:Google NotebookLM(ノートブックLM)は無料で使えるGoogle公式のAIリサーチツールです。別の「日本語版」をインストールする必要はなく、日本語の画面と日本語での質問・回答にそのまま対応しています。 Googleアカウントがあれば notebooklm.google.com にアクセスするだけで、PDF・Webページ・YouTube・音声ファイルを読み込ませて要約・質問・音声解説の作成まで行えます。2026年7月16日にGoogleは「NotebookLM」を「Gemini Notebook」へ改称すると発表しましたが、サービスは存続しており、既存のノートブックもそのまま使えます。

この記事では、「NotebookLMは本当に無料なのか」「日本語版はあるのか」「無料版と有料版(Google AI Pro・月額2,900円)の違いは何か」という疑問に最初に答えます。そのうえで、日本語での使い方をStep形式で紹介し、Perplexity・Notion AI・ChatGPTとの使い分け、業務や学習での具体的な活用シナリオも解説します。読み終えるころには、自分は無料版で十分か、有料版にすべきかを判断でき、今日から使い始められるはずです。

なお、「NotebookLM」は改称後もユーザーの間で定着した呼び方で、検索でも引き続き使われています。混乱を避けるため、本記事では基本的に「NotebookLM」で統一し、名称変更に関わる箇所でのみ「Gemini Notebook」を併記します。

3秒でわかるNotebookLMの結論

よくある疑問答え
Googleの公式サービス?はい。Googleが開発・提供するAIリサーチツール
無料で使える?はい。Googleアカウントがあれば無料版をすぐ利用できる
日本語版はある?別バージョンはなく、同じサービスが日本語UI・日本語回答に対応
有料版の料金は?Google AI Pro(月額2,900円・税込)に含まれる
名前が変わった?2026年7月16日に「Gemini Notebook」への改称が発表。順次切り替え中

目次

1. Google NotebookLMとは?Gemini Notebookへの改称と現在地

NotebookLM(ノートブックエルエム)は、Googleが開発したAIのリサーチ・ノートツールです。いちばんの特徴は、自分でアップロードした資料をもとに回答する点です。

ChatGPTのような一般的なチャットAIは、インターネット上の大量の学習データから回答を作ります。NotebookLMは仕組みが違い、あなたが指定したPDF・Word文書・Webページ・音声ファイルなどを読み込み、その内容に沿って回答・要約・分析を返します。回答には元資料の該当箇所が引用番号付きで表示されるので、根拠をその場で確かめられます。そのため、ハルシネーション(事実と異なる内容の生成)のリスクを大きく下げられるのが強みです。

「Google NotebookLM」「notebook lm」「ノートブックLM」など呼び方はいろいろありますが、どれも同じサービスを指しています。Google公式のサービスなので、怪しい類似アプリをダウンロードする必要はありません。ブラウザから公式URLにアクセスするのが最も確実です。

「Gemini Notebook」への名称変更について

2026年7月16日、Googleは「NotebookLM」を「Gemini Notebook」へ改称すると正式に発表しました。ITmedia NEWSやForbes JAPANなど複数のメディアが報じており、GeminiアプリやGoogle検索など、ほかのGoogleサービスとの連携を強めるのが狙いとされています。

利用者が気になるポイントをまとめると、次のとおりです。

  • サービスは存続する:変わるのは名称で、これまで使っていた機能や仕組みがなくなるわけではありません
  • データ移行は不要:既存のノートブックや共有リンクは自動で引き継がれると案内されており、ユーザー側で移行作業をする必要はありません
  • 段階的に切り替え中:新しい名称・ロゴは2026年7月16日以降、数週間かけて順次反映される予定です。アカウントによっては、まだ「NotebookLM」と表示される場合があります
  • 検索との統合も計画中:将来的にはGoogle検索のAIモードとの統合も予定されているとされますが、具体的な時期は公表されていません

現時点で確認できる情報では、Gemini Notebookでは各ノートブックにセキュアなクラウドコンピュータが内蔵され、アップロードしたソースを使った高度なデータ分析ができるようになったとされています。一方で、料金体系や基本の操作手順が大きく変わったという情報は、今回の調査では確認できませんでした。本記事の料金・操作手順は、公式サイトで確認できる情報をもとにしています。

主な特徴

  • ソース限定型AI:自分がアップロードした資料をもとに回答する
  • 日本語対応:画面表示も回答生成も日本語で利用できる
  • マルチソース対応:PDF・Webページ・YouTube・音声ファイルなど、さまざまな形式を読み込める
  • 音声概要(Audio Overview):資料の内容をポッドキャスト形式の音声で解説する
  • セキュアなクラウドコンピュータ内蔵:ノートブックごとに専用の分析環境があり、ソースを使った高度な処理ができる(改称後に確認できている特徴)
  • 無料で始められる:Googleアカウントがあればすぐに使える

2023年のリリース以降、機能は次々と追加され、2026年には動画解説・マインドマップ・フラッシュカードなどのアウトプット機能も充実しました。名称が変わった今も、ビジネスから学習まで幅広く使える実用的なツールです。

2. NotebookLMは無料で使える?無料版でできることと制限

「ノートブックLM 無料」で検索される方がいちばん知りたいのは、お金をかけずにどこまで使えるかでしょう。結論から言うと、NotebookLMは無料版でも主要な機能をほぼすべて試せます。クレジットカードの登録も不要で、Googleアカウントでログインすればすぐ使えます。

無料版でできること

  • ノートブックの作成(最大100個)
  • PDF・Googleドキュメント・Webページ・YouTube・音声ファイルの読み込み(1ノートブックあたり最大50件)
  • 資料についての質問・要約・比較(AIチャットは1日50回まで)
  • 音声概要(Audio Overview)の生成(1日3回まで)
  • マインドマップ・フラッシュカード・クイズ・レポートなどのStudio機能
  • ノートブックの共有

無料版で困りやすいポイント

個人の勉強やちょっとしたリサーチなら、無料版の上限に達することはあまりありません。ただし、次のような使い方では制限が気になってきます。

  • 毎日の業務で何度も質問する:1日50回のチャット上限に届くことがある
  • 論文や社内資料を大量に1か所へまとめたい:1ノートブック50ソースでは足りなくなる
  • 音声概要を何本も作りたい:1日3回の制限がネックになる

まずは無料版で使い勝手を確かめ、上限に何度も当たるようになってから有料版を検討する、という順番で問題ありません。無料版から有料版へ切り替えても、作成済みのノートブックはそのまま引き継げます。

なお、PDFの要約だけが目的なら、ほかの無料ツールと比べてみるのもおすすめです。AI PDF要約ツールのおすすめ比較では、NotebookLMを含む5つのツールを並べて紹介しています。

3. 料金プランの比較:無料版 vs Pro(月額2,900円)

NotebookLMには無料プランと、Google AI Pro(旧称:Google One AI Premium)に含まれるProプラン(旧Plus、月額2,900円)の2種類があります。現時点で確認できる範囲では、名称変更にともなうプラン体系や価格の変更は発表されていません。

料金比較表

項目無料版Pro(月額2,900円)
月額料金0円2,900円(税込)
ノートブック数最大100個最大500個
1ノートあたりのソース数最大50件最大300件
AIチャット回数/日50回500回
音声概要生成/日3回無料版より多く生成可能
動画生成利用可(回数制限あり)優先アクセス
共有・コラボレーション基本機能拡張機能
Googleサポートなし優先サポート

どちらを選ぶべきか?

無料版で十分なケース

  • 個人の学習や趣味のリサーチに使う
  • 使うのは月に数回程度
  • 1つのノートブックで扱うソースが50件以内に収まる

Proプランが向いているケース

  • 業務で毎日使い、1日50回以上質問する
  • 複数のプロジェクトを並行して管理したい(最大500ノートブック)
  • 論文・IR資料・マニュアルなどの大量の資料を1つのノートブックにまとめたい
  • 音声概要を毎日いくつも作りたい

月額2,900円のGoogle AI Proには、Gemini AdvancedやGoogleドライブの容量拡張(2TB)も含まれています。ほかのGoogleサービスもよく使う方なら、コストパフォーマンスは高いと言えます。なお、このサブスクリプション自体も、2026年5月のGoogleによるAIサブスク体系の刷新で「Google One AI Premium」から「Google AI Pro」へ名称が変わっています。現在、NotebookLM(Gemini Notebook)の有料プランはこのGoogle AI Proの一部として提供されています。

GmailやGoogleドキュメントでGeminiをどう使えるかは、Google Workspace AI(Gemini)の使い方ガイドで詳しく解説しています。

4. NotebookLM日本語版はある?日本語対応の実態

「NotebookLM 日本語版」「notebooklm 日本語対応」という検索は多いのですが、日本語専用の別バージョンはありません。世界共通の1つのサービスが、日本語に標準で対応しています。

日本語で使える範囲

項目日本語対応補足
画面(UI)対応Googleアカウントの言語設定が日本語なら、日本語で表示される
日本語資料の読み込み対応日本語のPDF・Googleドキュメント・Webページを扱える
日本語での質問・回答対応チャット欄に日本語で入力すれば、日本語で回答が返る
英語資料の日本語要約対応「日本語で要約して」と指示すれば、英語論文も日本語で把握できる
音声概要(Audio Overview)対応日本語の音声で生成できる

日本語で使うときのコツ

  • 画面が英語で表示される場合:Googleアカウントの言語設定を「日本語」に変更してから、ページを再読み込みしてください
  • 回答が英語で返ってくる場合:質問の最後に「日本語で回答して」と付け加えると確実です
  • スキャンしたPDFの場合:画像化された文字は読み取れないことがあります。テキストを選択できるPDFのほうが精度は安定します
  • 専門用語が多い資料の場合:「専門用語には簡単な説明を付けて」と指示すると読みやすくなります

日本語の精度は、日常的な業務資料や学習教材を扱うには十分な水準です。英語の資料を日本語で理解する「翻訳+要約」の用途でも重宝します。翻訳の精度そのものを重視する場合は、DeepLとChatGPTの翻訳精度比較も参考にしてください。

5. 日本語での使い方ステップバイステップ

ここでは、初めてNotebookLMを使う方に向けて、日本語での使い方を順番に解説します。基本的な操作の流れは、名称変更の前後で変わっていません。

Step 1: Googleアカウントでログイン

notebooklm.google.com にアクセスし、Googleアカウントでサインインします。日本語の画面で表示されるので、特別な設定は不要です。既存のノートブックがある場合は、改称後もログインすればそのまま表示されます。会社や学校のGoogle Workspaceアカウントで使えない場合は、管理者が機能を無効にしている可能性があるため、社内のIT担当者に確認してください。

Step 2: 新しいノートブックを作成する

トップページの「新しいノートブック」ボタンをクリックします。ノートブックはプロジェクトごとに分けて管理するのがおすすめです(例:「競合分析」「決算資料まとめ」「資格試験対策」など)。1つのノートブックにテーマの違う資料を混ぜると、回答の焦点がぼやけやすくなります。

Step 3: ソース(資料)をアップロードする

ノートブックの左側にある「ソース」パネルからファイルを追加します。対応している形式は次のとおりです。

ソースの種類対応形式
ドキュメントPDF、Word(.docx)、テキスト(.txt)
WebページURLを貼り付けてインポート
動画YouTubeのURLを貼り付け
音声ファイルMP3、WAVなど
Googleドキュメント直接連携可能

複数のファイルをまとめてアップロードできます。たとえば競合企業のIR資料PDFを5〜10本まとめてドラッグ&ドロップすれば、すべての資料をまたいで質問できるようになります。

Step 4: 読み込ませるソースを選ぶ

ソースパネルでは、各資料の横にあるチェックボックスで、回答に使う資料を選べます。「この2本だけを比べたい」というときは、ほかのチェックを外してから質問すると、狙いどおりの回答が得やすくなります。

Step 5: AIに質問する(チャット機能)

中央のチャット欄に日本語で質問を入力します。

効果的な質問の例(日本語)

  • 「この資料の要点を箇条書き3つでまとめて」
  • 「〇〇という概念を中学生にもわかるように説明して」
  • 「この資料で最も重要なリスク要因は何ですか?」
  • 「各資料のデータを比較した表を作成して」
  • 「資料Aと資料Bで主張が食い違っている箇所を挙げて」

NotebookLMは回答の根拠となるソースの箇所を引用番号で示してくれます。番号をクリックすれば元の資料の該当部分が開くので、内容が正しいかをその場で確認できます。

Step 6: アウトプットを生成する(Studioパネル)

「Studio(スタジオ)」パネルから、資料をもとにしたさまざまなアウトプットを自動で作れます。

  • 音声概要(Audio Overview):2人のAIキャラクターが対話形式で資料を解説するポッドキャスト風の音声
  • マインドマップ:資料内のトピックの関係を図で表示
  • 動画解説:複数の言語に対応した解説動画
  • フラッシュカード:暗記用のカードを自動作成
  • クイズ:理解度チェック用の問題を自動作成
  • スライド:プレゼン資料を自動作成
  • レポート:要約レポートを自動作成

Step 7: ノートに保存・共有する

役に立った回答や生成したコンテンツは「ノート」として保存できます。Googleドキュメントへ書き出すことも可能です。共有リンクを発行していれば、そのリンクは改称後も引き続き使えます。チームで共有する場合は、閲覧のみか編集もできるかを相手ごとに設定しておきましょう。

Step 8: 資料を追加しながら育てていく

NotebookLMは一度作って終わりではなく、新しい資料を足していくほど便利になります。たとえば毎月の会議録音を同じノートブックへ追加していけば、「過去3か月で繰り返し出ている課題は?」といった横断的な質問ができるようになります。

6. できること一覧(改称後の新機能を含む)

NotebookLMで現在できることを、機能の種類ごとに整理します。

情報整理・分析系

機能概要
マルチソース横断Q&A複数の資料をまたいだ質問に回答
要約生成資料全体または指定した箇所を要約
比較分析複数の文書のデータや主張を比較
引用付き回答回答の根拠となるソースの箇所を引用番号で表示
マインドマップ生成トピック同士の関係を自動で図にする
セキュアなクラウドコンピュータ内蔵ノートブックごとに専用の分析環境があり、ソースを使った高度な処理ができる(改称後に確認できている特徴)

コンテンツ生成系

機能概要
音声概要(Audio Overview)ポッドキャスト形式の音声解説を自動作成
動画解説複数言語に対応した解説動画を自動作成
スライド生成プレゼン用スライドを自動作成。PowerPoint形式で書き出し可能
インフォグラフィック内容を視覚的にまとめた画像を自動作成
レポート生成資料をもとに構成の整ったレポートを作成

学習支援系

機能概要
フラッシュカード表に質問、裏に答えを書いた暗記用カードを自動作成
クイズ理解度チェック用の問題を自動作成(正解・不正解の記録機能あり)
FAQ生成資料をもとに、よくある質問とその答えを自動作成

コラボレーション系

機能概要
ノートブック共有チームメンバーとノートブックを共有
Googleドキュメント連携生成したコンテンツをGoogleドキュメントへ直接書き出し
ノートの保存重要な回答やメモをノートとして保存

プレゼン資料の作成をさらに作り込みたい場合は、デザイン特化型のツールと組み合わせるのも効果的です。AIプレゼン資料作成ツールの比較もあわせてご覧ください。

7. 活用シーン別おすすめの使い方(ユースケース3選)

ここでは、NotebookLMが特に力を発揮する3つの場面を、具体的な手順とあわせて紹介します。

ユースケース1:営業・企画職の競合分析と市場調査

状況:来週の企画会議までに、競合5社の動向をまとめる必要がある。

進め方

  1. 「競合分析」という名前のノートブックを作る
  2. 競合5社の決算説明資料PDFと、業界ニュースのURLをソースに追加する
  3. 「各社の売上成長率と注力事業を比較した表を作って」と質問する
  4. 「当社が参入余地のある領域はどこか、資料の根拠付きで3つ挙げて」と深掘りする
  5. Studioのレポート機能で要約を作り、Googleドキュメントへ書き出して会議資料のたたき台にする

本来なら何時間も資料を読み込む作業を、要点の確認から始められるのが利点です。100ページを超える業界調査レポートでも、「この業界の3大トレンドは?」「当社にとって最も重要な示唆は?」と聞けば、全体像をすばやくつかめます。ただし、最終的な数字は必ず引用元で確認してから使いましょう。

ユースケース2:会議の録音から議事録を作る

状況:毎週の定例会議の議事録づくりに時間を取られている。

進め方

  1. 会議の録音ファイル(MP3など)をソースとしてアップロードする
  2. 「決定事項・担当者・期限を表にまとめて」と指示する
  3. 「次回までに確認が必要な未解決の論点を挙げて」と追加で聞く
  4. 毎週の録音を同じノートブックへ追加し、過去の議論もさかのぼって検索できるようにする

リアルタイムの文字起こしや、Zoom・Teamsとの自動連携が必要な場合は、専用の議事録ツールのほうが向いています。AI議事録ツールの比較のほか、Notion AIを使った議事録作成やChatGPTを活用したビジネス議事録術も参考にしてください。

ユースケース3:資格試験・学習の効率化

状況:仕事をしながら資格試験の勉強を進めたいが、まとまった時間がとれない。

進め方

  1. 参考書の要点メモや講義資料のPDFをソースに追加する
  2. フラッシュカードを自動作成し、スキマ時間に暗記する
  3. クイズ機能で理解度を確かめ、正解・不正解の記録から苦手分野を見つける
  4. 苦手分野について「この単元を具体例付きで解説して」と質問する
  5. 音声概要を作り、通勤中や家事の合間に聞き流して復習する

テキストを読む時間がない日でも、耳から学べるのが音声概要の強みです。英語の論文や技術文書も「日本語で要約して」と頼めば理解しやすい形で把握でき、複数の論文をまたいだ傾向分析も得意です。

なお、リアルタイムのWeb情報を調べる必要があるリサーチでは、NotebookLMよりもPerplexity AIのほうが適している場合があります。料金についてはPerplexity Proの料金プラン解説もご覧ください。

8. NotebookLMとPerplexity・Notion AI・ChatGPTの違い比較表

NotebookLM(Gemini Notebook)とよく比べられるAIツールとの違いを整理します。

比較項目NotebookLM(Gemini Notebook)Perplexity AINotion AI
主な用途アップロードした資料の分析・整理リアルタイムのWeb検索・調査ドキュメント作成・管理
情報ソースユーザーが指定したファイルのみインターネット全体Notionワークスペース内
ハルシネーション耐性高い(ソース限定型)中程度中程度
音声出力あり(ポッドキャスト形式)なしなし
動画生成ありなしなし
マインドマップありなしなし
議事録作成可能(音声をアップロード)不可可能(テンプレートあり)
無料プランあり(機能制限あり)あり(回数制限あり)あり(AI機能は有料)
有料プラン月額2,900円(Google AI Pro)約3,000円(Pro)約2,000円〜
日本語対応完全対応対応対応

NotebookLMが向いている人 vs ほかのツールが向いている人

ツール向いているユーザー
NotebookLM手元のPDF・議事録・教材を深く読み込みたい人。根拠付きの回答がほしい人
Perplexity AI最新ニュースや市場動向など、Web上の新しい情報を出典付きで調べたい人
Notion AIチームの文書・タスク・ナレッジをNotion上で一元管理したい人
ChatGPT / Gemini文章作成・アイデア出し・複雑な推論など、汎用的な用途に幅広く使いたい人

比較表のとおり、NotebookLMは「情報ソースをユーザーが決める」という設計が他のツールと大きく違います。名称がGemini Notebookに変わっても、この考え方は変わっていません。実際には、Perplexityで集めたWeb情報をNotebookLMのソースとして追加し、深く分析するといった組み合わせも効果的です。各ツールの詳しい比較はPerplexity vs ChatGPTの比較記事やNotion AIの料金プラン解説で紹介しています。

9. NotebookLMを使う前に知っておきたい注意点

便利なNotebookLMですが、使い始める前に知っておきたい注意点もあります。

ソースにない情報には弱い

NotebookLMは読み込んだ資料をもとに回答するため、資料に書かれていない最新ニュースや一般知識は基本的に答えられません。「最新の料金は?」のような質問をするなら、最新の公式ページをソースとして追加するか、Web検索型のツールを併用しましょう。

回答の正確さは元資料の質で決まる

元の資料が古かったり誤りを含んでいたりすると、回答もその影響を受けます。引用番号から元の箇所を確認するクセをつけておけば、誤った情報をそのまま使ってしまうリスクを減らせます。

機密情報の扱いは慎重に

Googleの公式ヘルプでは、アップロードしたコンテンツはモデルの学習に使われないとされています。それでも、顧客情報や未公開の経営情報などを扱う場合は、社内のルールと最新の利用規約を確認してから使いましょう。業務で使うなら、Google Workspaceのプランでの利用も検討してください。

画像だけのPDFは読み取れないことがある

スキャンしただけのPDFは、文字を認識できない場合があります。うまく読み込めないときは、OCR(文字認識)処理をしたPDFに変換してからアップロードすると改善しやすくなります。

10. よくある質問(FAQ)

Q1. NotebookLMは本当に無料で使えますか?

A. はい、Googleアカウントがあれば無料で使えます。無料版でも、ノートブックは最大100個、1ノートブックあたり最大50件のソース、AIチャットは1日50回、音声概要は1日3回まで利用できます。クレジットカードの登録も不要です。上限が足りなくなった場合は、Google AI Pro(月額2,900円)で上限が引き上げられます。

Q2. NotebookLMに日本語版はありますか?

A. 日本語専用の別バージョンはありませんが、同じサービスが日本語に完全対応しています。画面は日本語で表示され、日本語の資料に日本語で質問・回答できます。英語の資料に対して「日本語で要約して」と指示することもでき、音声概要も日本語で作成できます。この日本語対応は名称変更後も変わりません。

Q3. NotebookLMがGemini Notebookに名称変更されたと聞きました。今のノートブックや共有リンクはどうなりますか?

A. Googleの発表によると、既存のノートブックや共有リンクは自動で引き継がれるとされており、ユーザー側でデータを移す必要はありません。ログインすれば、これまでのノートブックがそのまま表示されます。ただし、新しい名称・ロゴへの切り替えは数週間かけて順次行われるため、アカウントによって表示のタイミングが異なる場合があります。

Q4. 今後、名称以外に何が変わる予定ですか?

A. 現時点で確認できる範囲では、将来的にGoogle検索のAIモードとの統合が計画されているとされていますが、具体的な時期や内容は公表されていません。料金体系や基本の操作手順については、今回の調査時点で大きな変更は確認できていません。最新情報は公式サイトやGoogleの公式発表で確認することをおすすめします。

Q5. アップロードしたデータはGoogleの学習に使われますか?

A. Googleの公式ヘルプによると、NotebookLMにアップロードしたコンテンツはモデルの学習に使用されないとされています。ただし、利用規約は定期的に更新されるため、機密性の高い資料を扱う場合は最新の規約を確認してください。企業での業務利用には、Google Workspaceのプランも検討してください。

Q6. PDFのアップロードに制限はありますか?

A. 公式仕様では、1ソースあたり最大50万語または200MBという制限が全プラン共通で設けられています。1ノートブックあたりのソース数は無料版で最大50件です。スキャン画像を含むPDFも処理できますが、文字として認識できない場合があります。テキストを抽出できるPDFが最も精度よく処理されます。

Q7. NotebookLMはオフラインで使えますか?

A. 現時点ではオフラインでの利用には対応していません。すべての機能を使うにはインターネット接続が必要です。ただし、作成した音声概要をダウンロードしておけば、オフライン環境でも再生できます。

Q8. ChatGPTとNotebookLMはどちらを使えばいいですか?

A. 手元の資料を正確に読み解きたいならNotebookLM、文章作成やアイデア出しなど幅広い用途に使いたいならChatGPTが向いています。NotebookLMは回答の根拠を元資料で確認できるため、レポートや議事録など正確さが求められる作業に強みがあります。両方を目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

11. まとめ:NotebookLMは「手元の資料を活かす」無料のGoogle公式AIツール

本記事の内容を振り返ります。

NotebookLMの基本

  • Google公式のAIリサーチツールで、Googleアカウントがあれば無料で使える
  • 日本語版という別バージョンはなく、同じサービスが日本語UI・日本語回答に完全対応
  • 有料版はGoogle AI Pro(月額2,900円)に含まれ、ノートブック数・ソース数・チャット回数の上限が引き上げられる

名称変更のポイント

  • 2026年7月16日、Googleは「NotebookLM」から「Gemini Notebook」への改称を発表
  • サービスは存続し、既存のノートブック・共有リンクは自動で引き継がれる
  • 新しい名称・ロゴは数週間かけて順次反映中
  • 料金体系や基本の操作手順について、調査時点で大きな変更は確認できていない

こんな人におすすめ

  • 大量のPDFや社内資料を短時間で読み解きたいビジネスパーソン
  • 会議の録音から議事録の骨組みを手早く作りたい人
  • フラッシュカードやクイズで資格試験の勉強を効率化したい人
  • 英語の論文や技術文書を日本語で理解したい研究者・エンジニア
  • まずは無料でAIリサーチツールを使い始めたい人

向いていない人

  • リアルタイムのWeb検索がメインの人(→ Perplexity AIのほうが適している)
  • チームの文書管理が主な目的の人(→ Notion AIのほうが適している)

呼び方がNotebookLMからGemini Notebookに変わっても、まずは無料版で始めて使い勝手を確かめるのがおすすめです。業務で本格的に使うなら、Proプラン(月額2,900円)への切り替えも検討してみてください。Gemini AdvancedやGoogleドライブ2TBも一緒に使えるGoogle AI Proは、Googleのサービスをよく使う方にとってコストパフォーマンスの高い選択肢です。

次に読みたい記事

本記事は2026年4月29日に公開しました。2026年7月16日にGoogleが「NotebookLM」から「Gemini Notebook」への名称変更を発表したことを受けて2026年7月25日に更新し、2026年10月1日に無料版・日本語対応に関する解説を追加しました。サービスの仕様・料金は予告なく変わる場合があります。最新情報はNotebookLM公式サイトおよびヘルプページでご確認ください。

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