「会議のたびに議事録作成に1〜2時間取られている」「文字起こしが正確にできず後で確認し直す」そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは少なくありません。AI議事録ツールを使えば、会議後10分以内に整った議事録が完成します。この記事では2026年現在の主要5ツールを実際の使用感をもとに比較し、あなたの業種・予算に合った最適ツールを提案します。
AI議事録ツールとは?選ぶべき5つの評価軸
AI議事録ツールは、会議音声をリアルタイムで文字起こしし、AIが要点整理・タスク抽出・要約を自動生成するSaaSです。2026年時点では単純な文字起こしから、議論の流れを把握した「意味のある議事録」の生成まで対応できるツールが登場しています。
ツール選定の5つの評価軸
- 日本語認識精度: 方言・専門用語・早口に対応できるか
- 録音・参加方式: Zoom/Teams/Google Meet等に自動参加できるか
- 出力形式: Word・Slack・Notionなど連携先の豊富さ
- 無料プランの実用性: 月何分まで使えるか
- 価格帯: 個人利用か法人一括契約か
主要5ツール比較表
| ツール | 日本語精度 | 無料プラン | 有料最安値 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Notta | 98.86%(公称) | 月120分まで | 月額1,980円(年払いで割引あり) | 日本語最高精度・58言語対応 |
| LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note) | 高い | 月300分まで | 月額1,600円〜 | LINE WORKS系・スマホ録音に強い |
| Otter.ai | 英語特化 | 月300分まで | $16.99/月 | 英語会議のNo.1定番 |
| Notion AI | Notion内で完結 | AIお試し月20回まで | Businessプラン $18/月〜(AI込み) | メモ・プロジェクト管理と一体化 |
| ChatGPT | 高い | 制限あり | $20/月(Plus) | 柔軟なカスタム要約・汎用性最高 |
各ツール詳細レビュー
1. Notta ― 日本語精度ならダントツ
Nottaは日本語認識精度98.86%を公称しており、2026年現在も国内ビジネスシーンの日本語議事録ツールとして広く利用されているサービスです。
主な機能:
- リアルタイム文字起こし(Zoom/Teams/Meetのボット参加に対応)
- 58言語対応・多言語会議も一括処理
- 話者識別(誰が発言したか自動タグ付け)
- 要点・アクションアイテムの自動抽出
- Notion・Slack・Google Driveへのエクスポート
無料プランの制限:
- 月120分まで文字起こし可能
- 1回の文字起こしにつき最大3分
有料プラン:
- プレミアム: 月額1,980円(年払いなら実質1,185円/月)→ 月1,800分
- ビジネス: 月額4,180円〜(チーム機能・管理画面付き)
こんな人におすすめ:
- 国内取引先との会議が中心
- 専門用語・業界用語が多い会議
- SlackやNotionとの連携を重視
Notta公式サイトで無料登録する https://www.notta.ai/
Nottaを選ぶ場合は、2026年7月に追加された「Notta Brain」という機能もあわせてチェックしておくと良いでしょう。複数の会議の議事録や関連資料を横断的に分析できるAIエージェント機能で、単発の文字起こし・要約以上の価値を引き出せます。
🧠 Notta Brainを無料で試す
複数の会議録や資料を横断して分析できるAIエージェント機能で、単発の議事録作成だけでなく過去の会議を踏まえた提案・意思決定のサポートまで任せられます。
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2. LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note) ― 月300分無料の国産ツール
LINE WORKS社が提供するLINE WORKS AiNoteは、旧CLOVA Note(2025年にサービス終了)の後継サービスで、月300分まで無料という太っ腹な無料プランが最大の強みです。スマートフォンのマイクで録音しながらリアルタイム文字起こしする「対面会議」での使いやすさも評価されています。
主な機能:
- リアルタイム・録音ファイルの文字起こし
- 話者識別(スマホ録音時も対応)
- ハイライト・コメント機能でチームと共有
- LINE WORKS連携
無料プランの制限:
- 月300分まで利用可能
- AI要約・Web会議録音などの機能は有料プランから
有料プラン:
- ソロ: 月額1,600円(個人事業主・フリーランス向け・AI要約対応)
- チーム: 月額22,000円〜(企業向け・規模に応じた上位プランあり)
こんな人におすすめ:
- まず無料でAI議事録を体験したい
- 対面会議・スマホ録音が多い
- LINE WORKSを社内で使っている
3. Otter.ai ― 英語会議のグローバルスタンダード
Otter.aiは英語の会議録では業界最高水準の精度を持つ老舗ツールです。欧米企業との英語ミーティングや、グローバルチームとのZoom会議での利用に特に強みを発揮します。
主な機能:
- Zoom/Teams/Meetへの自動ボット参加
- リアルタイム英語文字起こし
- AI要約・アクションアイテム自動抽出
- Salesforce・HubSpot連携(有料)
無料プランの制限:
- 月300分まで(1回最大30分)
- 音声ファイルのインポートは合計3回まで
有料プラン:
- Pro: $16.99/月(月1,200分・高度なAI機能・年払いなら割引あり)
- Business: $30/ユーザー/月(チーム管理機能付き・年払いなら$19.99/月)
こんな人におすすめ:
- 英語の会議が中心のグローバル企業
- Salesforce/HubSpotとの連携が必要
- 海外チームとのSlack共有を重視
4. Notion AI ― プロジェクト管理と一体化したい人向け
Notion AIを使った議事録作成は、プロジェクト管理や情報共有をNotionで行っているチームにとって最も摩擦の少ない選択肢です。別ツールへのエクスポートが不要で、会議メモがそのままWikiやプロジェクトページに統合されます。
主な機能:
- NotionページにAI要約を直接生成
- 文字起こし後のAI清書・構造化
- 既存のNotionデータベースとの統合
- タスク管理・カレンダーとの連動
料金:
- Notion AIはBusinessプラン以上に標準搭載(年払いで$18/ユーザー/月〜)。旧来の$10アドオン方式は2025年5月に廃止
- フリー・プラスプランではAIのお試し利用が月20回まで(アドオンでの追加購入は不可)
こんな人におすすめ:
- Notionを社内の情報ハブとして使っている
- 別ツールを増やしたくない
- 議事録をWikiとして蓄積・検索したい
5. ChatGPT ― カスタマイズ性最高の万能AI
ChatGPTをビジネス議事録に活用する方法として、録音データ→Whisperで文字起こし→ChatGPTで議事録生成というフローが広まっています。テンプレートの自由度が最も高く、独自フォーマットの議事録も作成できます。
主な機能:
- カスタムプロンプトによる任意フォーマットの議事録生成
- Whisper APIで高精度な文字起こし(別途)
- 多言語対応・翻訳議事録も生成可能
- GPTs(カスタムGPT)で議事録テンプレを固定化
料金:
- 無料プラン: 制限付きで利用可
- Plus: 月額$20(上位モデルを拡大した回数で利用可)
- API利用: Whisper + GPT APIで従量課金
こんな人におすすめ:
- 独自の議事録フォーマットがある
- API連携やSlack Botとの自動化をしたい
- 複数用途でChatGPTをすでに使っている
業種別・用途別おすすめ選定ガイド
IT・スタートアップ(英語会議あり)
推奨: Notta(日本語会議)+ Otter.ai(英語会議)
英語・日本語の両方が混在するグローバルIT企業では、言語別にツールを使い分けるのが最も精度を出せる構成です。
士業・コンサルティング(機密性が高い)
推奨: LINE WORKS AiNote または Notta(セキュリティプラン)
顧客との機密情報を扱う会議では、データの処理場所やセキュリティ体制を確認できるツールを選ぶことが重要です。LINE WORKS AiNoteは国内企業(LINE WORKS社)が提供しており、法人向けプランも用意されています。
プロジェクト管理重視のチーム
推奨: Notion AI
議事録をNotionに自動統合できるため、プロジェクトページ・Wikiへの情報蓄積が最もスムーズです。ツール間の移動が減り、チーム全体の情報共有コストが下がります。
フリーランス・個人事業主(コスト重視)
推奨: LINE WORKS AiNote(月300分無料)
月300分の無料枠は週2〜3回の1時間会議をカバーできます。ライトユーザーなら無料枠だけで十分な場合がほとんどです。
カスタム要件・API連携が必要
推奨: ChatGPT(API)
Slack・Notion・社内ツールとのAPI連携を自前で組みたい場合や、特殊なフォーマットの議事録が必要な場合はChatGPT APIが最も柔軟に対応できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無料で使えるAI議事録ツールはどれですか?
LINE WORKS AiNote(月300分)とOtter.ai(月300分)が無料枠の大きい2強です。月数回の会議なら無料枠で十分対応できます。Nottaも月120分の無料枠があります。
Q2. Zoom会議に自動参加するボット機能はどのツールが対応していますか?
Notta・Otter.ai・tl;dv(比較外)などが対応しています。Zoom・Teams・Google Meetの3大プラットフォームへの自動ボット参加はNottaが最も安定しています。LINE WORKS AiNoteの無料プランはWeb会議録音機能に対応していないため、手動録音または画面録画が必要です。
Q3. 話者識別(誰が発言したかの判定)はどのツールが正確ですか?
Nottaが複数話者の識別精度で最も安定しています。LINE WORKS AiNoteもスマホ録音時の話者識別に対応しており、対面会議なら十分な精度が出ます。
Q4. セキュリティ・プライバシーが心配なのですが?
機密情報を扱う場合は、各ツールのプライバシーポリシーとデータ処理場所の確認が必須です。Notta・LINE WORKS AiNoteは国内事業者とのサービス提供実績があり、エンタープライズプランでは契約ベースのデータ管理が可能です。
Q5. 日本語の専門用語(医療・法律・金融)に対応できますか?
Nottaはカスタム辞書機能で専門用語を登録できます。LINE WORKS AiNoteも業界用語への対応が改善されています。医療・法律分野での高精度な文字起こしが必要な場合はNottaのビジネスプランが最も現実的な選択肢です。
番外編:AIボイスレコーダーという選択肢「Plaud Note」
PCやスマホを使わず、会議にハードウェアデバイスを持ち込む選択肢もあります。Plaud NoteはiPhone/Androidの背面に磁力で装着して常時録音し、AIが自動で文字起こし・要約を生成するデバイスです。
Plaud Noteの主な特徴:
- スマートフォン背面に装着・最大30時間連続録音
- 月300分まで無料で文字起こし可能
- 112言語対応・話者識別機能
- PLAUD AI(専用アプリ)で議事録・マインドマップを自動生成
こんな人におすすめ:
- 対面商談・外出先での会議が多く、PCを開けない環境で録音したい人
- 議事録ツールとボイスレコーダーを1デバイスに集約したい人
Plaud Note公式サイトを見る https://www.plaud.ai/
まとめ:AI議事録ツールの選び方
2026年のAI議事録ツール市場は成熟期を迎え、どのツールも基本的な文字起こし・要約機能では実用水準に達しています。差が出るのは日本語精度・連携先・価格帯・特殊要件への対応力です。
選び方の最終まとめ:
- 日本語精度最優先 → Notta
- コスト最小・まず試したい → LINE WORKS AiNote(無料300分)
- 英語会議中心 → Otter.ai
- Notionとの統合 → Notion AI
- 柔軟なカスタム・API連携 → ChatGPT
まずはLINE WORKS AiNoteの無料プランで試し、物足りなさを感じたらNottaの有料プランへ移行するのが最もリスクの低いアプローチです。
Notta公式サイトで無料登録する(月120分無料) https://www.notta.ai/
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